目の大きさを左右する一つとして、上まぶたの開き具合があげられます。
その上まぶたの「皮膚のたるみ」が原因で起こるさまざまな悩みを改善したいというお声が寄せられます。

具体的には、以下のようなお悩みや特徴を持つ方々です。
- 二重のラインが狭くなってきた、または奥二重になってきた
- まぶたが重く感じ、目が小さく見える
- 上まぶたのたるみが原因で視界が狭くなっている
- 無意識に眉毛を上げて目を開こうとする癖があり、おでこにシワが寄るのが気になる
- 不機嫌だったり怒っているように見えるので、目元からやさしい表情にしたい
さまざまな原因が考えられます

・加齢による皮膚のたるみ
年齢を重ねると、皮膚のコラーゲンやエラスチンといった弾力成分が減少し、肌のハリが失われます。
まぶたの皮膚は体の中でも特に薄く繊細なため、加齢の影響を受けやすく、皮膚が伸びてたるみとなって現れます。
紫外線もコラーゲンを変性・破壊し、たるみを引き起こす大きな原因の一つです。
・眼輪筋(がんりんきん)の衰え
眼輪筋は目の周りを囲んでいる筋肉で、まぶたを開けたり閉じたりするのに使われます。
加齢や、パソコン・スマートフォンの長時間使用などで瞬きの回数が減ると、この筋肉が衰え、まぶたや周囲の脂肪を支えきれなくなり、たるみや下垂の原因となります。
・眼瞼挙筋(がんけんきょきん)の衰え(眼瞼下垂)
まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)の機能が低下したり、この筋肉とまぶたを繋ぐ腱膜がゆるんだりすることで、まぶたが下がる状態を**眼瞼下垂(がんけんかすい)**と呼びます。
これは筋肉自体が原因のたるみで、加齢のほか、コンタクトレンズの長期使用(装着や脱着時の刺激による)なども原因となることがあります。
・摩擦や外部からの刺激
アイメイクやクレンジング、洗顔などでまぶたを強くこすったり引っ張ったりする動作を繰り返すと、デリケートな皮膚がダメージを受け、たるみやシワにつながります。
アレルギーなどで目を頻繁にこすることも原因となります。
これらの原因が単独、あるいは複合的に関わり合って、上瞼のたるみとなって現れます。たるみによって視野が狭くなる場合は、「眼瞼皮膚弛緩症」や「眼瞼下垂」といった病気の可能性もあります。
形成外科専門医による当院お勧めの治療
眉毛下皮膚切除術(眉下切開)
一般的に「眉下切開」と呼ばれる「眉毛下皮膚切除術」とは、眉のギリギリ直下で目の上のたるみを取る施術です。
目と眉の間隔が自然と狭くでき、美しい方をより美しく出来ます。
また、岡田院長による鳥居測定法(鳥居測定法デザイン)は、患者様お一人お一人のお顔にあったデザインを、数量的に計算しデザインする手法です。
眉毛の薄い方にはアートメイクもご紹介差し上げます。
上瞼のたるみに関するよくある質問
- 上瞼のたるみの主な原因は何ですか?
- 主な原因は大きく分けて以下の2つです。
- 皮膚のたるみ(皮膚の老化):加齢により、皮膚のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚が伸びて垂れ下がること。日頃の強い摩擦(洗顔やメイクなど)や紫外線も原因となります。
- 筋肉の衰え(眼瞼下垂):まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)や腱膜の働きが弱くなり、まぶたが十分に開かなくなること。ハードコンタクトレンズの長期使用や長時間のPC・スマホ作業なども原因となることがあります。
- 上瞼のたるみと眼瞼下垂は同じものですか?
- 厳密には異なります。
- 上瞼のたるみ(眼瞼皮膚弛緩症):まぶたの「皮膚」が伸びて垂れ下がっている状態です。
- 眼瞼下垂:まぶたを上げる「筋肉」の機能が低下し、目の開きが悪くなっている状態です。ただし、加齢により両方が合併しているケースも多く、たるみによって視界が狭くなっている場合は、どちらの治療が必要か医師の診察が必要です。
- たるみは手術以外(セルフケアや化粧品など)で改善できますか?
- セルフケアや化粧品は、進行を予防したり、軽度のハリの低下を改善したりする効果は期待できます。特に保湿や紫外線対策、摩擦を避けることは重要です。しかし、一度大きくたるんでしまった皮膚や、衰えた筋肉を自力で完全に元に戻すことは難しいです。しっかりとたるみを解消したい場合は、クリニックでの治療をおすすめします。
- 上瞼のたるみを取ると、二重になりますか?
- たるみを取る手術方法にもよります。
- 二重のラインで切開する方法:たるんだ皮膚を切除するため、基本的に二重になります。
- 眉下リフト(眉下切開術):眉毛のすぐ下で皮膚を切除し、元の二重(または一重)のラインを変えずにたるみだけを改善する手法もあります。 ご自身の希望する目の形や雰囲気を変えたくない場合は、カウンセリングで医師にお伝えください。
- 上瞼のたるみを放置すると、どんな影響がありますか?
- たるみが進行すると、見た目の問題だけでなく、以下のような健康上の影響が出る可能性があります。
- 視界の狭窄:たるんだ皮膚が黒目にかぶり、視野が狭くなります。
- 頭痛・肩こり:目を開けるためにおでこの筋肉(前頭筋)を無理に使おうとするため、額にシワができたり、頭痛や肩こり、眼精疲労の原因となることがあります。
- ドライアイ:まぶたの位置が変わることで、目の乾燥を引き起こすことがあります。
目の上のたるみは、単なる皮膚の余りだけでなく、筋肉の衰えや眼瞼下垂といった複数の原因が絡んでいる可能性があります。
ご自身で判断せず、気になる症状がある場合は当院にご相談くださいませ。



